LEVEL 32

TRICERATOPS LEVEL 32歌詞
1.トランスフォーマー

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

あぁ 君も変わるんだ… 生まれた場所は もはやパーキング
臆病になった僕は 過去に舞い戻って来たんだ

守るもの 多過ぎるよ 大人になると壊せないよ
進めるか やっぱ無理だ いや進まなきゃ

僕が欲しい未来地図は 時を遡ったって無いな
本当に変わるべきもの それはきっと僕さ トランスフォーマー

あの勝者見るとすぐ 憎まれ口で自分維持
でも待った ヤバ目でも この”僕らしさ”に再注目

いいじゃんか 認めちゃえ 弱さも利点に即変換
誇れれば もう勝者の殿堂入りだ

前にひたすら進んでいこう つまづいたって立ち上がろう
自分を変える事でしか 周りは変えらんない そう思った

”僕でいる”っていう変身のポーズ とって今歩き出すよ
自分自身の十字キー持って スクロール始めたトランスフォーマー

めまいによく似た 8の字の向こう側
欲しかったスニーカー 買って跨げば 間もなく夜明けだ

前にひたすら進んでいこう つまづいたって立ち上がろう
この先 道に迷ったって ほら 辿り着きたいとこがあるんだ

この場所にはもう帰らない 心の中にあるのさ
記憶の中の少年と 別れを交わしたトランスフォーマー


2.Scar

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

そんな傷ついちゃいないけれど
やっぱり気になって仕方ないよ
うなだれて コーヒーカップをすする
古家具で買ったテーブル ぎらりこっちを見つめてる

そこには無数に入った傷
ムカついて誰かが当たったのかな
恋人の涙の後かもな
そんな傷跡がカッコ良くて買った事に 気付いたんだ

傷がつくのって 別に悪い事じゃないんだな
擦りむいた心が悲鳴上げて臆病になったって 包帯は絶対しない

怖くて虚勢張っていた俺
本当のこと知りたくなくって
本当の笑顔じゃなかったんだ
だからもう決めた 誰のせいにもしない 顔上げた

ハートにScar 刻むよ 痛みでもっと優しくなれるんだ
怖がって未来を閉ざしちゃ知れない笑顔があるのさ
俺は笑顔でいるよ

夜が明けそうな空に 軽くはにかんで明日へ
テーブルをポンと叩いて 残ったコーヒーをすすったんだ

ハートにScar 刻むよ いつかそれは絶対に輝く
負けそうで包帯をしてると行けない所があるのさ
俺はそこへ行くよ

ハートにScar 刻むよ 痛みでもっと優しくなれるんだ
怖がって未来を閉ざしちゃ知れない笑顔があるのさ
俺は笑顔でいるよ いるよ


3.Warp

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

予想はしてたんだ この店は一緒に 何度も通ったからね
精一杯 人生絶好調な素振りを考えたディスプレイの前

”ギッ”っと憎悪満ちた目を向けてくれたら
その方がまだ楽だったろう
半年振り 合った瞳は 記憶より輝いてて この心を締め付けた

Warp! Ready To Warp! 突き抜けろ まだ未知のステージへ
Warp! Ready To Warp! 連れてくよ あの笑顔も

孤独な時間を 君のせいにしてずっと 自分を保ってたのさ
人は居心地いい場所 避難すると 行きたい場所見失うよなぁ

分かってしまった 君にとってあの頃はもう
誇れるくらいの思い出になってるんだって

Warp! Ready To Warp! 君の事 誇れるような未来へ
Warp! Ready To Warp! どんな時も 輝いてるよ

過去も涙もやっぱ僕のもんだから あの日々があって良かった
そう思った僕は ショーケースのリングを手に入れ
また歩き出す ドアを開け

Warp! Ready To Warp! 突き抜けろ まだ未知のステージへ
Warp! Ready To Warp! 連れてくよ あの笑顔も

Warp! Ready To Warp! 君の事 誇れるような未来へ
Warp! Ready To Warp! どんな時も 輝いてるよ

Warp! Ready To Warp!
Warp! Ready To Warp!

Warp! Ready To Warp!
Warp! Ready To Warp!


4.Walk In The Park

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

Walk In The Park するり風が吹き抜けた 木漏れ日がまぶしい
Walk In The Park それが何歩かに一回 胸を締め付けるんだ
Walk In The Park あの日と変わらない景色 変わらない足音
Walk In The Park ただ この繋いだ手の先 二人はもういない

後悔はないのさ 僕らは随分がんばってきたからと 石蹴るけど
微笑み頷く横顔見て 僕も今涙をこらえているよ

風の音が 鳥の声が そっと僕らを包み そしてまた離れてく
君の目が 今日の涙流さないで済むように 包み続けて欲しいんだ

Walk In The Park 君と出会い初めて来たこの公園
君が僕の可能性広げてくれた そう 例えば

朝のそよ風 優しさ ランニング シューズ
あれを履き 僕はまたここへ来よう
君と見つけた新しい僕を また見つけられるような気がするからさ

小さな手も その歩幅も 公園の出口出たら もう支えられないけど
君は君のままでいなよ きっと歩いていけるから
ここを滑走路にしようよ

無邪気に好きと言えた あの日が懐かしいけど
先に進む喜び 君が教えてくれたのさ

風の音が 鳥の声が そっと僕らを包み そしてまた離れてく
僕の目は 今日の涙 もう流しはしないと 君の顔を見つめた

ずっと向こう 見えてきた公園の出口出たら 足音は一つだけど
君はこの胸の中 ずっといるって分かったから
笑顔で言うよ「さよなら」

Walk In The Park Walk In The Park Walk In The Park


5.Vine

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

キッチンのグラスの中 芽を出す若葉
切った茎を捨てないで本当良かった
待てよ たくさんのもの切り捨ててきたなぁ
この道のり振り返り タメ息がひとつ

あの日追いかけてれば あれを続けていれば
知れなかった未来が きっとここにあったよな

僕ら今日まで育てた愛をもっと育てなきゃならない 先を見なくちゃ
3時にここへ来る君のために何ができるのかなぁと 腕を組む午後

見たかった映画をかわされたり
食べたいものが食い違ったりする度 消える
当たり前になっていた 大切なその温もり
思い出してみるのさ あの日の光

その微笑みのために 全て賭けたあの日々
もっと君を知りたいよ まずは寝間着 脱ごうか

愛して愛し抜いた時 知れる喜びがあると知った 僕は諦めない
いつか君に見せるよ 芽を出し花を咲かす 新しい僕らというVine

「とりあえず」なんていう言葉を「絶対」に変えて
僕は君を迎える準備を始めよう
蛇口をひねって 茎の入ったグラスに水を注いだんだ

僕ら今日まで育てた愛をもっと育てなきゃならない 先を見なくちゃ
3時にここへ来る君のために何ができるのかは もう分かってる午後

愛して愛し抜いた時 知れる喜びがあると知った 僕は諦めない
いつか君に見せるよ 芽を出し花を咲かす 新しい僕らというVine


6.ホログラム

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

あぁ 取っといてよかったなぁ 今着るといい感じだなぁ これ
もう袖が破れてる ボロいジャケット着て 足も軽やかな俺

もう着ない古着のように 飽きかけてた この毎日
ダブらしたんだ なんてこった

すれ違い際の 犬連れた老婦人
微笑み合った ほら見つけた 贅沢な瞬間

そう 見方を変える事で 同じ世界も輝くって 反省
今 急に君に会いたくなった 新しい俺を見せたいからさ Oh Yeah

踏切 横切る車輪 人々を乗せて目的地へ
俺も行きたいとこがある

※日常はホログラム ほら覗いてごらん
そこで輝く笑顔の光 見つければいい
ひそめた眉はもう 明日見つめてるよ
君を描いて 息を切らして 駅へ走ってく※

悪い事といい事は 角度を変えれば どちらにもなるものさ
ならばずっと この可能性 賭けていこう

(※くり返し)


7.ベル

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

信号赤に変わる 心の色も揺れる 午後の交差点
各駅停車みたいに ここまで来た道のり 不安が出る

僕ら乗せなくてもいいもの 随分乗せてきてしまったよ
君のすねた顔一つで臆病になる

怒りがあった 涙もあった でも笑顔が何よりもあった
君がいなきゃ知れなかったものばかりさ
僕は君と一緒に どこまでも行くよ

君との言い合い 描くと限界 ならばこの際ここで止まろうか
やっぱ君さ 思い出話いっぱいしたいのは
その日まで新しい景色を重ねよう

信号は間もなくブルー 手を振るよ 迷いという今の駅に

君と共に歩むこと 誇りに思うとベルが鳴る
怒りも 涙も 笑顔も 乗せて行こうよ

積み上げるよ また歴史を ちっぽけでも でっかい業績さ
君の手を握って雑踏へ歩き出したんだ
僕は君と一緒に どこまでも行くよ


8.僕らの一歩

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

君を送った夜道 僕の歩幅で歩けるのは楽だ
だけど「寒いね」っていう 愚痴に相づちがないと寂しくなる

ビルの上に輝く星を見上げた 自由だよな
でも僕はもう 憧れはしない

紅茶を飲みながらモノクロの名画を観る
目をこすりながら君は付き合う
すると僕らの世代には馴染みのない
僕の好きなスターの名が 君の口から出る
歩幅が合うって凄いよなぁ

たまに君の知らない一面を見て 驚く事がある
だけどそんな君を 少しずつ知れることが嬉しくなる

僕らの足並みが 例えぎこちなく響いてもさ
その小さな手を離しはしない

覚えていよう いつもの手 いつもの暮らし
一つ一つ見逃せない 特別なものなんだ
だから僕は 今日見上げてる星空に誓うのさ 傍にいるよ
君の流す涙も 今は二人のもの

ダウンジャケットのポケットに手 突っ込んだ僕は分かっている
空から見れば小さい一歩でも
歩幅を合わせた僕らの一歩は 何よりでかい

君を送った夜道 「寒いね」って愚痴の暖かさを知ったよ

覚えていよう いつもの手 いつもの暮らし
一つ一つ見逃せない 特別なものなんだ
だから僕はもう 走ったり止まったりしながらさ 傍にいるよ
君の笑顔が僕を 優しくさせるのさ
君と… ずっと…


9.ハンマー

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

骨を折ったあのファイター 見事勝利を飾った
やきもち混じりの「すげぇなぁ」
隣 チャンネル変えずに 画面見ている君に
心の中 誓いたてた

僕は身を削るとね 何か失いそうで
不満を言っては保ってた
だけど痛みの奥に きっと待ってる喜び
「今度は俺」と ゴング鳴らす

DAN DON DADAN DON 打ち付けろ 残してみるよ 生きた証を
その涙 拭いたいんだ だから歌うよ 声を枯らして

僕ら言ってみりゃハンマー 身体ぶっ叩きながら
何かを残し滅びるんだ
涙で頬が濡れるような 夜だってあってもいいのさ
デッドストックより輝くもの

DAN DON DADAN DON やめないよ 痛み伴うものと知ったんだ
壊れるの恐れないよ そこに答えは残ってるから

最後には叩けなくなる時が来るハンマー
だけど振り向いた時 僕の家が建っていればいい
年老いた君の笑顔と共に

DAN DON DADAN DON 打ち付けろ 残してみるよ 生きた証を
その涙 拭いたいんだ だから歌うよ 声を枯らして

DAN DON DADAN DON やめないよ 痛み伴うものと知ったんだ
壊れるの恐れないよ そこに答えは残ってるから

DAN DON DADAN DON DAN DON DADAN DON


10.33

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

「新しいやつを買おう」 決意する街角
君と買ったこのジーンズ 今日でおさらばだよ
君の手のぬくもりは もう消えてしまったな
右手のコーラが冷たいのも関係はない

だけど歩幅のリズム 狂わすこのレングス
その度しまったはずの 君が胸をかすめる

ポケットに詰め込んだ 君を忘れたかったよ
ジーンズのすそ 引きずった時 思い出す
君と歩いた道 確かに輝いていた

思えば買い物中 君はまだ試着中
僕もちょっと太いジーンズ履いたまま迷い中
イメージと違うから 止めようと思ってた
でも君は言った「それ似合うよ 買っちゃえば?」

何気ない事だけど その時強くなれたのさ
作り上げた限界は きっと超えられるものだって

ギュッと掴んだよ あの君を 日差しの中 顔上げて
僕らはこんな出会いによって 自分の可能性
つかまえられるんだって 気が付いて風を切った

君と買ったジーンズは やっぱ捨てなくていいや
腰のベルト掴んでズリ上げて 歩くよ 共に明日へ

ポケットに詰め込んだ 君はいつでもいるよ
ジーンズのすそ 引きずった時 思い出そう
君と会えて良かった yeah yeah

ギュッと掴んだよ あの日々を 日差しの中 顔上げて
店のウィンドー映り込んだ 自分横目で
チェック入れたら そこに 新しい僕が立ってた


11.アンブレラ

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

青いTシャツ紺色に染まり
雨宿り 駆け込んだ駅の階段
止まない雨の音が夢へ誘うと
知らない世界に迷い込んでた

傘を持って微笑んでる少年が目の前現れ
手招きいてこう言うのさ「忘れてきたものを探しに行こう」

校庭を風切って 誰より早く走り抜け
独り占めしたかった眼差しは今僕のもの

ずっと遠くから見てたあの子に
想いやっと伝えられる時だ
すぐにこの腕の中に飛び込んだ笑顔
抱きしめ歩いていたよ

すると悲しみに暮れてる男がここへやって来た
悲しみを理解出来ずに 僕はその男を追い返した

飛び込んだクラクション 気付けば僕は駅の階段
ここが僕のいる場所 そうだ僕は生きてる

欲しかった魔法の傘で辿り着いた場所は孤独だった
完璧なんていらないさ 僕は僕であればいい

同じ屋根の下増えてきた 雨宿りする人達に
一足先別れ告げよう 君のもとへ今すぐ帰るよ

もういらないよアンブレラ 僕らの幸せがあるよ
泣いたり笑ったりして ゆっくり捜していこう

もういらないよアンブレラ この足で歩いていくよ
外はどしゃ降りだけど 僕は笑って飛び込んでった

バイバイ アンブレラ バイバイ アンブレラ


12.ブレーカー

作詞:Sho Wada
作曲:Sho Wada

席を立ってしまおうか 落ちそうだ 心のブレーカー
僕を罵倒する君 耳ざわりなBGM

傷付くのが恐くて ブレーカー落としちゃうんだ
でもその度 僕は何を得たというんだろう すぐに

上げろブレーカー 上げろ強さのアンペア
どんな君も 必ず受けて立つ

考えりゃ 君だって傷付いちゃってるよな
本当のこと言うの 勇気がいるからさ

君の中を覗けたのさ その涙で
君のために この心は いつも開けておくよ

上げろブレーカー 上げろ強さのアンペア
悲しみは やがて笑顔に変わる

心を開けておくと ダメージも受けるけど
強がってるより ずっと遠くまで行けるぞ

僕は君を守ることを 君に伝え
君と同じケーキを頼み 午後の予定を立てよう

上げろブレーカー 上げろ強さのアンペア
どんな君も 必ず受けて立つ だから

上げろブレーカー 上げろ強さのアンペア
悲しみは やがて笑顔に変わる

上げろハートブレーカー 上げろハートブレーカー
上げろハートブレーカー 上げろハートブレーカー